シロアリ被害例と防除作業風景|東京都東村山市I様邸

浴槽下でシロアリ被害を確認
今回は、浴室下の土台が腐食してしまったシロアリ被害とその確認方法、さらに防除作業の風景をご紹介します。
シロアリは地中から「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる土でできたトンネルを作り、建物内部へ侵入することがあります。
そのため、地面に近い土台や床束、柱の下部などは、シロアリによる食害を受けやすい場所です。

写真を見ると、木材の下部を中心に大きく欠損し、内部までボロボロに崩れていることが分かります。表面だけの傷みだけの傷みではなく、木材の内部まで食害され、腐食が進行し、お住いの土台としての強度低下が懸念される状態でした。

湿気が多い浴槽まわりはシロアリ被害に注意
世界には数多くの種類のシロアリが生息していますが、日本で住宅の被害の原因となる代表的なシロアリの種類が「ヤマトシロアリ」です。
ヤマトシロアリは、北海道北部を除く日本の広い地域に生息しており、日当たりが悪く、湿気の多い場所を好む傾向があります。
特に浴室や洗面所、キッチンなどの水回りは湿気がこもりやすく、水漏れなどによって木材が湿った状態が続いた場合、シロアリ被害を受けるリスクも高まります。
今回のお住まいでも、浴槽下の土台が食害を受け、木部の腐食が進んでいました。

シロアリ被害はどうやって確認する?
シロアリは木材の内部や床下など、人の目に付き肉場所で生息するため、建物を見ただけでは被害に気付けないこともあります。
実際に浴槽をみただけでは、シロアリ被害に気付きにくいです。

シロアリ調査では、主に次のようなポイントを確認します。
1.「蟻道(ぎどう)」が作られていないか
床下に潜り、基礎や土台などの表面に、シロアリの通り道となる土でできた筋状の蟻道がないかを確認します。

2.木材の割れ目などに土が詰まっていないか
シロアリは風や光を嫌うため、木材の隙間や割れ目などを土で塞ぎながら移動する習性があります。

3.シロアリの排泄物や食害の痕跡がないか
木材の状態なども細かく確認し、シロアリが浸入・活動している形跡がないか調査します。

シロアリ防除作業を実施
シロアリ被害を確認した後は、シロアリを駆除しながら新しい被害を防ぐ「防除作業(ぼうじさぎょう)」をおこないます。
シロアリの通り道や被害を受けている木部を中心に、専用の薬剤と噴霧器(ふんむき)で散布。食害箇所だけでなく、シロアリが浸入・移動する可能性のある部分も確認しながら散布していきます。


脱衣所・浴槽・浴室窓を撤去して被害箇所を防除
今回は浴槽下の土台や脱衣所、浴室の窓まで腐食が進んでいたため、既存浴槽を撤去し、防除作業を行いました。今回のように下地木材の欠損などがある場合は、表面的な補修だけでは済ませずに、被害箇所周辺を含めて確認・防除作業をすることが大切です。

防除作業後は、欠損してしまった下地の補修・新設を行い、浴室には新しくウレタン防水を施工したあとに浴槽の新設工事を行います。
浴槽新設工事の様子は、次回の施工事例でご紹介します。シロアリ被害を受けた浴室がどのように生まれ変わるのか、気になった方は合わせてご覧ください。
まずはお住いの状態をチェック!
夢職人では、お住まいの外壁や屋根の外装劣化診断や雨漏り診断、今回のようなシロアリ被害の診断をおこなっております。
診断するのは、診断のプロ「外装劣化診断士」「雨漏り診断士」といった有資格者が直接お伺いし、普段はみることのできない床下や屋根の状態なども写真や動画とともにお伝えさせていただいております。
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